わが家はミドルコストメーカーで新築の平屋を建てました。
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この決断に至るまで、あらゆる選択肢を検討。
「持ち家」に否定的だった時期もありました。
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マンション購入も検討しました。
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中古物件も検討しました。
中古物件は金額面で大きなメリットがあります。
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相性の良い物件に出会えれば中古物件購入の可能性は高かった
今回は、中古物件を検討した時に感じた事を、経緯を含めまとめました。
家探し中の方のお役に立てれば嬉しいです。
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中古物件を検討した経緯
新築中心に家探し(メーカー探し)をしていたわが家が、中古物件を見学するに至った経緯を簡単にまとめます。
「新築は高い…」
わが家のマイホーム探しは当初、本当に無計画でした。
- イベント目的で住宅展示場に行く
- おもちゃに釣られて有名メーカーへ
- 営業・面談を受けて見積もり
行き当たりばったりで動くと、メーカーは的を射た提案ができません。
新築を検討するなら動く順番がとても大事!
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目につくのは大手メーカーばかり。
見積もりも目玉飛び出る金額のオンパレード。
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新築ってこんなに高いの…?
正直言って無理だよ。
特典目的のメーカー巡りにも飽き、新築への夢希望が薄らいできたころ。
中古物件を検討に入れる機会が巡ってきました。
地元の大手仲介業者に依頼
住んでいる賃貸の事で仲介業者に行く機会が。
雑談ついでに中古物件の相談をしてみました。
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今、中古物件市場がちょっと盛り上がっているんですよ
私たちが家(メーカー)探しをしていたのは2021年。
コロナの影響で収入ダウンし、家を手放した人が大勢いる。
という事情のようです。
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少々複雑な気分だけど、選択肢が増えるのはメリット
ある程度条件を指定して、何件か提案してもらうことになりました。
中古物件は「お買い得…?」
見学して実感したこと
中古物件は全部で4件見学しました。
本当はもう少し見学する予定でしたが…
新築メーカーとのやりとりに大きな動きがあり。
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結果として、新築で建てる決断をしました。
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提案された中古物件は相性が悪かった…
相性さえ良ければ中古物件は非常に魅力的な選択肢!
中古物件を見学して感じた正直な感想と、中古物件に向いている価値観について解説します。
中古物件はお買い得
結論から言うと、物件選びが成功すれば中古物件は非常にお買い得です。
築浅でも「中古」なりの値下がりがある程度発生します。
※築5年以内は諸費用込で新築と変わらない場合も
築10年以降でもう一段階値がさがります。
築10年~15年の物件なら、耐震性など家の基本的なスペックに影響がでない中で底値を目指せます。
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リフォームを見越して、予算に余裕をもっておくことが大事。
「気に入るかどうか」が一番のハードル
中古物件の良さは、実際に見て選べること。
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家の間取りや内装だけでなく、立地や周辺環境、場合によっては隣人トラブルの有無も把握できます。
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営業さんに確認してもらおう
予算次第で、内装や水回り・外壁はリフォーム可能、間取りも変更できる余地があります。
ただし…。
最大のハードルは気に入るかどうかです。
中古物件は
クセがすごい。
- 独特の間取り
- 独特の内装
- 要らない機能
建売住宅、規格住宅では感じない、些細な違和感…
おそらく、建てた人がこだわった部分でしょう。
「違和感」と感じた以上、合わなかったという事です。
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生活導線などを意識しながら見学すると、良い悪いが判断しやすい
リフォームで解決できない根本の違和感がある場合は避けるべき物件です。
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価値観が合えば、バッチリ気に入る物件になる!
中古物件と相性の良い人は?
中古物件と相性が良いのは以下のような方です。
- 「新築」にこだわらない
- 自分で工夫するのが好き
- 家以外にお金をかけたい
- 余裕のあるローンを組みたい
- 住む期間が短い
- 住宅への知識がある
自分で一から理想通りの家作りをしたい!
という人には中古物件はおすすめできません。
理想から外れていても「気にしない」
あるいは工夫で乗り切れるなら中古物件はおすすめ。
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DIYすればよりお得に!
- 趣味にお金をかけたい
- 地価が高い地域で家探しをしたい
家本体にあまりお金をかけたくない場合も、中古物件がおすすめ!
ただし、住宅への知識をより深めておく必要があります。
新築の場合、メーカーが最新の工法で法廷基準をクリアした家を建ててくれます。
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建築の段階のチェックもできて、施主側も知識がつくよ
建てた後も点検など保証が受けられるので、住んだ後も安心です。
中古物件は建築に関われません。
構造・工法をプロにチェックしてもらい、自分達でメンテナンスをリードしていく必要があります。
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新築の相談・見学でも知識が付くから、同時進行で相談してみることもおすすめ。
[PR]\ まずは相談! /
LIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」を利用した感想はこちら↓
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中古物件選びを間違えないために
注意すべきこと
中古物件を購入する場合、新築とは違う点で注意すべき部分が出てきます。
新築・中古を検討してみた実感した中古物件ならではの違いを解説します。
物件購入費用以外にかかる費用を想定しよう
「中古物件ならではの出費」
で大きなものは仲介手数料とリフォーム代です。
仲介手数料には上限があり、計算式は下記の通りです。
(物件費用×3%+6万円)×消費税
【例】
物件費用 3,000万円 ⇒ 1,056,000円
4,000万円 ⇒ 1,386,000円
5,000万円 ⇒ 1,716,000円
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百万単位でお金がかかる…
頭に入れて物件探ししないと
新築でも建売住宅の購入には仲介手数料が発生する場合があります。
リフォーム費用は程度や範囲、依頼する業者で大きく金額が変わります。
相見積もりを取って慎重に業者と相談することが大切です。
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仲介業者に合わせて相談!
気になるリフォーム業者と一緒に見学しても良いよ!
リフォーム費用を安くするポイントはいかに自分で作業をするか。
業者に依頼する分だけ費用は当然高くなります。
自分達の作業を増やすことで、費用を抑える工夫をしましょう。
耐震性や構造に問題がないか確認しよう
中古物件の一番のリスクは「工法・構造」が不透明なところです。
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有名メーカーのシリーズや、検査済証など書類が保存されていれば話は違うかも?
購入に当たっては、業者による住宅診断(ホームインスペクション)を行いましょう。
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家の「健康診断」みたいなものだよ
ホームインスペクションでは、家の劣化状態などをチェックします。
結果を反映することで適切なリフォームを行う事にもつながります。
但し、ホームインスペクションには耐震診断は含まれません。
新耐震基準(1981年6月改正)以前の物件は、同時に耐震診断もセットで行うとより正確に診断できます。
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耐震診断で適合すれば住宅ローン控除に有利な「耐震基準適合証明書」が取得可能だよ
増改築ができるかを確認しよう
新築・中古に関わらず、間取りは将来の生活も見据えて決めるべきです。
…とは言え、一つの間取りで一生快適に過ごせるわけもありません。
購入時点で必要がなくても、必要に応じて増改築・リフォームが可能かどうかも確認しておきましょう。
以下の物件の場合は増築が難しいため注意が必要です。
- 建ぺい率・容積率がオーバーしてしまう
- 再建築不可物件
売り物件であれば不動産業者のチラシやネット情報に記載があることがほとんど。
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分からない場合は直接聞いてみよう
相続した物件など、当てはまるかどうかわからない場合は役所に確認しにいきましょう。
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その際、事前に必要書類を聞いて揃えておこう
以下の工法の物件は増改築が難しい可能性があります。
- 鉄筋コンクリート造り
- プレハブ工法
- ツーバイフォー工法
ツーバイフォー工法は「難しい」という情報と「難しいのではなく件数が少ないだけ」という情報があります。
気になる場合はリフォーム業者に相談してみましょう。
「なぜ売りに出されたのか?」
→経緯を確認しよう
2021年当時、コロナの影響による失業・収入低下を理由にマイホームを手放した方が大勢いました。
このような、手放す側に原因がある事由なら気にする必要はありません。
反対に、物件側に原因がある場合は把握しておかないと、後々トラブルに繋がります。
- 日当たりや騒音などの問題
- 隣人トラブル
- 建物の不具合
こういった事由は、はっきりと明言されていない可能性があります。
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業者によってはうまく隠しながら営業される場合もあるから怖い
非常に大切な部分なので、気になる事は踏み込んで質問・確認しましょう。
【低予算】ミドルコスト・ローコストの新築もおすすめ
中古物件を探す理由の大半は予算の問題です。
「新築」というだけで無駄に高くつく印象も強いかもしれません。
地価上昇等のイレギュラーを除いて、新築だった物件を売却する場合損をするケースが多いです。
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田舎だとそれが顕著だよ
ただし、購入する側がその分得をするか?
というと、そうでもないのです。
理由は、以下の費用がかかるから。
- 間に入る業者への手数料
- 取得にかかる税金
- ローンに係る諸費用
- リフォーム費用 など
ふたを開けてみると、築浅であるほど新築とほぼ変わりません。
お得に感じる古い物件は、リフォーム費用がかさみ、手間がかかります。
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なら、自由に設計できる新築もアリでは?
そんな考えに変わり、わが家は新築に再度舵を切りました。
ミドルコスト・ローコストで信頼できるメーカーを見つけられれば、予算を抑えつつ満足のいく家を建てる事は十分可能です。
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「新築・中古」へのこだわりを無くそう
家は、一生に一度の大きな買い物です。
偏見や思い込みによるこだわりは、大きな障壁になります。
時間をかけてあらゆる選択肢を検討する事で、満足のいく家作りに繋がります。
新築・中古それぞれのメリットデメリットを自身で体感しながら、家探ししてみることをおすすめします。
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